モノ申す

14年末の紅白歌合戦で31年ぶり出場のサザンオールスターズが波紋を広げた。ライブ会場から映し出された映像でちょび髭をつけた桑田佳祐がチャップリンの「独裁者」の身振り手振りで登場し、その後披露した「ピースとハイライト」で見事に安部政権を揶揄した…

賃金が上がらない

以前テレビ東京モーニングサテライトで「人手不足なのに賃金が上がらない」のテーマで、専門家やプロといった人たちがあれやこれや語り、大抵は「よく分からない」で終わった気がするが、いつも何やらむず痒い気分になった。 次に羅列する要因が賃金に与える…

丁半博打

個人が自宅PCを使って相場で儲け続けること、それを仕事とするのは並大抵ではない。 テニスを始めたばかりの人が錦織圭に勝つことはない。また、中学生がイチロー並にメジャーリーグで活躍することもあり得ない。 ところが、相場の世界ではそんな非常識がま…

高慢と凡庸

J・オースティンに有名な「高慢と偏見」という作品があるが、今回はそれと関係があるのかないのか?・・。 ウインドウズXPのセキュリティ終了に伴い、昨年2月PCを買い替えた。その際デュアルディスプレイにしたのだが、その一つに不具合があり、最近それが頻…

ロング・グッドバイ

村上春樹の新訳、レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」。僕は、これを同名のNHK土曜ドラマで知った。 舞台は戦後間もない頃の東京。浅野忠信演ずる私立探偵がやたら格好良くて、長いドラマだったが、繰り返し見た。 私立探偵・増沢磐二は、事件…

村上春樹

整理したスクラップのシートを眺めているうちに、村上春樹のインタビュー集「夢を見るために毎朝僕は・・」を読みたくなって買った。「1Q84」等彼の最近の作品は読んでいない。 僕にとって村上春樹は、何といっても「羊をめぐる冒険」だ。学生時代の孤独な深…

行き詰まったときに

30歳の頃所帯を持った。新しい大きなスライド書棚に、新聞記事の切り抜きスクラップを、赤や青の表紙のプラスチックバインダーに挟んで並べた。その頃から相当量の新聞等のスクラップがあったわけだ。 その所帯は短い間で消滅してしまったが、スクラップ類…

断片

重大事に備えた散髪を済ませ、念願の吉野弘の詩集を携え、帰宅してみると、過去からの伝言が・・・。 電話を3本。過去の呻きやら背後に潜む恨みやらで僕は面食らったが、どうにかやり過ごし、思いを凝らす。 アドラー心理学は、個人心理学とも言われる。Indi…

心を造る

トレードをしていて、自身のメンタルの弱さを日々痛感する。 私はどうしたいのか?・・・。 私は進んでいるのか後退しているのか、分からなくなることがある。 改善と称して良い芽も摘み取ってしまうようなことはなかったか?。 今の自分を全否定することは迂…